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骨粗鬆症の治療 「栄養」 について

今回は栄養についてです。

骨を丈夫にする為にカルシウムを摂ることは皆さんご存知だと思います。その他にカルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKといった栄養素も必要となり、1日の摂取量は

カルシウム:800ml  ビタミンD:400〜800IU  ビタミンK:250〜300μg

とされています。

上記の通りに摂取することは難しいとは思いますが、今回の「栄養」を見ていただいた方が、日常の食生活を少し見直していく良い機会となればと思います。

 

 ◆カルシウム

 ≪作用≫

  筋肉を収縮させたり、心臓や神経の働きを助け、またホルモンの分泌など様々なことに関与しています。

 ≪摂取には≫

  ・カルシウムは様々な食材に含まれているので、補うことを考えて牛乳や乳製品を1日に約200ml摂取することが大切です。

・100〜200ml摂取することでメタボへのリスクも40%軽減されます。

  ※サプリメントで摂取すると心筋梗塞・脳卒中などのリスクが向上する可能性あり。

 

 ◆ビタミンD

 ≪作用≫

  カルシウムの吸収を助け、血液を通してカルシウムを骨に送る役割があります。カルシウムが多いからと言ってビタミンDが足らないと、骨は生成されにくくなります。

 ≪摂取には≫

  ・日光浴は顔と両手を出してのウォーキングでも可能です。

ただし、日焼け止めは行わない事。

晴れの日に夏は6分、冬は11分を、曇りの日には30分程度が必要となります。

  ・食べ物は干しシイタケやサバ、ブリなどのオイリーフィッシュに多く含まれているので、積極的に摂取しましょう。

  ※ビタミンDを摂取することで22%の転倒予防の効果あり

  ※アルツハイマーの方は日光浴(1日15分程度)行うことで大腿骨近位部骨折の発生が78%減少したとの報告もあり

 

 ◆ビタミンK

 ≪作用≫

 コラーゲンとカルシウムを結合し、骨に沈着させる役割があります。また、出血を止める凝固作用もあります。

≪摂取には≫

納豆や緑の野菜を摂取するように

  ・ビタミンKは不足すると大腿骨近位部骨折のリスクが上がります。

   ※九州(特に北九州)は全国的にみて納豆の摂取量が1番少ない為、骨折へのリスクが高いとされています

   ※レタスは1日1回摂取することで骨折を40%低下

 

◆バランスの良い食事は骨粗鬆症や転倒の予防に繋がるとされています。運動と合わせて日常生活に取り入れていきましょう。

 

 

〇次回は「薬物治療」についてです。


掲載日: 2013年07月01日(月)

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